こんにちは☀
今日と明日は雨予報でしたが、雨ではなく晴れになっていました!
ですが、明日は気温が1桁になりそうみたいですね💦
そんなに上下すると、体が気温差についていけません…。
体調管理には気を付けましょう🔥
さて今回は、外壁の種類についてお話していこうと思います。
外壁の種類は「サイディング」「ガルバリウム鋼板」「タイル」「木」・・・
とたくさんの種類があります。
これだけあると、「どれがいいのか」「どんな特徴があるのか」・・・
などわからないですよね💦
そんなたくさんある中で何種類かの外壁の特徴などについてまとめていきたいと思います。
サイディングとは、セメント質と繊維質を主な原料とした外壁材で壁に貼って利用します。サイディングはサイディングボードとも言われ、板状になっています。建物も骨格に合わせてサイディングボードをシーリング材でつないでいきます。
※シーリング材とは
建物の防水性や気密性を保つために、外壁や窓枠等の継ぎ目や隙間に施工されるペース
ト状の建築材料のことです。
サイディングは大きく分けて4種類あります。
✓窯業系サイディング・・・セメント質と繊維質を主原料とした混合原料を成型したもの
✓金属系サイディング・・・ガルバリウム鋼板などの金属を成型したもの
✓木質系サイディング・・・木材を板状にしたもの
✓樹脂系サイディング・・・塩化ビニルを主原料とする樹脂を成型したもの
➀窯業系サイディング
~メリット~
耐震性と耐火性に優れています。デザインバリエーションも豊富で、色あせやひび割
れも少ないです。
~デメリット~
窯業系サイディングのパネルとパネルのつなぎ目に使われるコーキングが劣化しやす
く、劣化すると雨水などが侵入する可能性があるため、定期的にメンテナンスをする
必要があります。
②金属系サイディング
~メリット~
金属といっても、断熱材が裏打ちされているため断熱性や遮音性は高いです。また、
窯業系ほどバリエーションはありませんが、金属ならではの素材感を生かしたスタイ
リッシュな外観デザインが可能です。耐用年数も長く、日々のメンテナンスもしやす
いです。
~デメリット~
環境によっては錆びが出ることがあります。また、大きな衝撃が加わると凹むことも
あります。
③木質系サイディング
~メリット~
木の持つ素材感やぬくもりを感じられる点と、断熱性の高さがメリットです。
~デメリット~
吸水性が高く汚れやすいので、表面塗装のメンテナンスをこまめに行う必要がありま
す。また、防火性という面では他に比べると劣ります。
➃樹脂系サイディング
~メリット~
軽くて耐震性や施工性が高く、シーリングと使わないのでメンテナンス性も高いで
す。防水性も高く、樹脂ならではの色調があります。
~デメリット~
防火性や遮音性、断熱性はあまり高くありません。日本ではあまり普及していないの
で、コストも高くなります。
ガルバリウム鋼板とは、金属鋼板をアルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキしたものです。「アルミ亜鉛合金メッキ鋼板」と呼ばれることもあります。ちなみに、金属鋼板を亜鉛でメッキしたものをトタンといいます。ガルバリウム鋼板の建材には、耐用年数(耐久年数)が長い、金属素材でありながら錆びにくい、耐震性が高いなど様々な魅力があります。
➀錆びに強い
金属系サイディングの中でも、ガルバリウム鋼板は金属でできているにも関わらず非常に錆びにくいです。建材における錆びは、美観を大きく損なうために看過できません。そのため、錆びが起こりにくいというのは金属系外装材として非常に優位性があります。
②長期耐久性が高い
亜鉛メッキ鋼板の犠牲防食機能をアルミメッキ鋼板の長期耐久性に合わせ持つため、特に酸性雨に強いです。例えば、海岸地域でトタンと比較して3~6倍の寿命が期待できます。
③軽いので耐震性が高い
金属なのになぜ軽いのかといいますと、ガルバリウム鋼板は非常に薄い板(薄さ1~3㎜ほど)のため、サイディングなどと比較しても、ガルバリウム鋼板は圧倒的に軽くて丈夫、地震に強い外装材です。
➃高いデザイン性
薄くて着色性が高いのがガルバリウムの特徴です。その薄さからソリットな印象を持たせやすいために建築家によって多用されています。
⑤熱反射率に優れる
トタンと比較して、太陽熱の日射熱反射率が高く、特に夏季には表面温度・屋内温度を抑制することが出来ます。
⑥耐熱性が高い
メッキ層中のアルミニウム含有率が、質量比で55%、容積比で80%と高いです。そのため、アルミメッキ鋼板に近い耐熱性を持っています。
➀初期費用が高め
ガルバリウム鋼板は、施工費が他の外装材と比較して若干高めです。ガルバリウム鋼板の施工時にはほかの金属と接触させないように気を付けたり、湿気を全く通さないため、別途湿気を逃がす工夫が必要だったりと、施工に注意が必要なためその分コストが高くつきやすいです。
②メンテ費用が高め
ガルバリウム鋼板は耐久性が高いですが、定期的にメンテナンスを行う必要があります。ガルバリウム鋼板の再塗装は難易度が高いので、コストアップの要因となります。
③見た目が安っぽい
ガルバリウム鋼板の外装材の見た目は好みが分かれるみたいです。気に入る人もいれば、「トタンみたいで安っぽい」という人もいます。
ALCとは、Autoclaved Lightweight aerated Concrete(圧力処理済み軽量気泡コンクリート)の頭文字です。工場でセメント等に発泡剤を混ぜて、高温高圧の状態で養生し、多孔質化させたコンクリートである。板状にしたものをALC板あるいはALCパネルといいます。施工・加工が容易で、断熱性・耐火性・遮音性が高く、普通のコンクリートより軽く、建物の軽量化が実現できます。
➀耐久性が高い
ALC外壁は耐久性が高く、地震にも強いメリットがあります。ALC外壁を適切な条件で使用し、定期的なメンテナンスを行った場合ALCパネル自体の耐用年数は50年を超えると言われています。
②断熱性・耐火性に優れている
ALC外壁は内部の気泡が空気の層を作るため、熱伝導率が低く断熱性が高い素材です。通常のコンクリートの約10倍も断熱性があると言われていることから、断熱材と併用とすると夏場は涼しく冬場は暖かい住宅環境を維持しやすくなります。燃えにくい耐火構造を有しているため、耐火性・防火性も優れています。
③軽量で遮音性が高い
ALC外壁は通常のコンクリートに比べて重量が1/4程度しかないのが特徴です。軽量でありながら強度があり、遮音性が高いです。内部の気泡が音を吸収するため、騒音のある環境でも住宅内に音が伝わりにくく、プライバシーの保護にも役立ちます。
➀水に弱い
ALCは吸水性が高く、水に弱い性質があります。長時間水にさらされると、内部の気泡に水が浸み込んでしまいます。冬の寒い日に内部に水が浸透して凍ると、膨張して外壁がひび割れを起こす可能性もあります。
②継ぎ目が多い
ALCは設計の自由度を上げるため、小さめの造りになっています。そのため、建物に継ぎ目が増えてしまい、外観はいまいちです。また、継ぎ目の老朽化により防水性が落ちて、雨漏りする可能性もあります。さらに継ぎ目から漏れた雨水が、外壁の内側にも浸みてしまいます。
いかがでしたでしょうか?
外壁の種類はたくさんあるので迷いますよね💦
今まとめさせていただきました種類以上にありますが、
代表的なものを紹介いたしました!
メリットデメリットはどれにでもあるものなので、皆さんが何を重視して決めるかによって変わりますので、ぜひご家族でご相談されて納得のいくお家づくりをしてくださいね☆
ここにまとめていないもので気になる外壁があったり、「わからないから聞きたい」なんてことがありましたら、何でもお気軽に庄南工業へご相談ください(^^♪
〈施工事例👇〉
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