こんにちは!愛知県尾張旭市で注文住宅、規格住宅を手掛ける庄南工業です。
最近の物価高騰・・・。本当に家計に響き辛いですね😢
そんなわけでもちろん建築資材も変わらずの高止まり。
お家を建てたくても土地も建物もお値段が厳しい…
収入は増えないのに出費ばかりが増えて・・・😥
なんて方も多くいらしゃるのではないでしょうか?
それでも家を建てたい!!
住宅ローンはどうする??
そこで、最近よく耳にする「ペアローン」について今日はまとめてみました。
ペアローンは1つの物件に対して夫婦が同じ金融機関でそれぞれローンを組む方法です。
多くの場合、妻と夫が相手の債務の連帯保証人にもなります。物件の所有権は、
資金負担割合と同じ持ち分割合で共有名義になります。
ローンが2本のため、金利タイプなどの借り入れ条件はそれぞれ設定できます。
例えば総額5000万円借りる場合、夫が固定で3000万円、妻が変動で2000万円を
借りるなどです。
ペアローンは夫婦それぞれでローンを組むため、単独での借入れより借入金額を
増やせる場合が多いです。
一方の収入だけでは希望する金額を借りられない場合に、ペアローンは便利です。
借入金額の増加により選択肢も広がります。
ただし、借入金額を増やしすぎると返済が大きな負担となってしまいます。
現在の収入だけではなく将来の収入も考え、無理のない範囲で借入金額を
設定しなければなりません。
住宅ローン控除では、住宅ローンを借入れて住宅を建築すると、最大13年間、
年末のローン残高の0.7%を所得税から控除できる場合があります。ペアローンは
夫婦それぞれでローンを組むため、 住宅ローン控除も夫婦それぞれ利用可能です。
団体信用生命保険(団信)は住宅ローン利用者が死亡または高度障害になった場合に、
保険会社が住宅ローンの残債を支払う保険です。ペアローンでは夫婦どちらも
団体信用生命保険に加入できます。
ペアローンの支払い中に夫婦どちらかが死亡または高度障害になった場合、
団体信用生命保険に加入していれば 片方のローンは支払う必要がなくなります。
ペアローンは夫婦それぞれでローンを組むわけなので、借入金額や返済期間、
金利タイプなどを設定できます。
例えば、夫は固定金利で妻は変動金利。金額も収入によって設定できます。
また年齢によって借入期間を調整する、 といったことが可能です。
ペアローンでは住宅ローンを2つ組むことになるので、契約にかかる諸費用、保証料や
融資手数料、登記費用、印紙税が 2倍に必要になります。
借入金額に対してかかる保証料や融資手数料の金額は、借入金額が変わらなければ単独ローン
と変わりません。また、電子契約の場合は、印紙税は不要になります。
・借り換えを行った場合
例えば、夫名義のローン残高2,000万円、妻名義のローン残高1,000万円である夫婦において、
夫が妻名義のローンのうち200万円を繰り上げ返済した場合、夫から妻に対して200万円の
贈与があったとされ、 妻に贈与税が課税されてしまいます。
・繰り上げ返済を行った場合
例えば夫ローン残高2,000万円、妻ローン残高1,000万円だった場合、
夫が妻名義のローンのうち200万円を繰り上げ返済した場合、
夫から妻に対して200万円の贈与が あったとされ、妻に贈与税が課税されてしまいます。
・両親や子どもが肩代わりした場合
例えば、夫名義のローン残高2,000万円、妻名義のローン残高1,000万円である夫婦において、
妻名義のローン1,000万円を妻の親が肩代わりして返済した場合、妻の親から妻に対して
肩代わりした額相当の贈与があったとされ、妻に贈与税が課税されてしまいます。
子供が両親のローンを肩代わりして返済する場合も同様に、子供から両親に対して、
肩代わりした額相当の贈与があったとされ、両親に贈与税が課税されてしまいます。
贈与税は年間110万円以上を贈与した場合に課されます。
例えば、どちらかが仕事を辞めたり、病気で働けなくなった場合、2人分のローンを
支払うことになるため返済が厳しくなることがあります。
団体信用生命保険は死亡または高度障害を負った人のローンのみが対象です。
そのため、一方が死亡した場合、残されたもう1人は単独でローンの返済を行わなければなりません。
また、ペアローンで取得した不動産は夫婦の共有名義となり、離婚時にローンの残債があった場合、
ローンの責任はそのまま残り夫婦それぞれ返済しなければなりません。
さらに、共有名義の物件には、共有者の同意がなければ売却ができません。
いかがでしたか?
借入金が増える面では、建築の幅が広がることもありますが、
借りられる金額≠返せる金額
ではないため、慎重に判断しなければなりません。
家は建てて終わりではありません。建てた後に生活が苦しくなるようでは本末転倒です。
理想の家=無理のない資金計画で家族が心穏やかに暮らせる家
庄南工業ではそんな家づくりをご提案しています!
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