こんにちは🌞
今日は太陽が出ていて、いい陽気ですね!
最近は急に寒くなって、おいつかないです…。
こんなに気温差があると、風邪をひきやすくなります💦
皆さんも、風邪をひかないように気を付けてください。
さて今回は、珪藻土についてお話していこうと思います。
「珪藻土ってなに?」「どこに使うの?」「なにがいいの?」などわからないことだらけですよね。
そんな珪藻土についてメリットやデメリットなどをお伝えしていきたいと思います。
珪藻は「藻」という漢字が使われていることからもわかるように、藻類に分類される生物で、「植物プランクトン」の一種です。その珪藻が、海底や湖底、川底などに堆積して化石化したものを珪藻土といいます。つまり、自然が生み出した鉱物なのです。無数の微細な孔(穴)を持ち、耐火性や吸水性、吸着性、消臭性、保湿、調湿性などたくさんの優れた性質を持っています。
シックハウスやアトピーなどのアレルギー要因の一つとして、住宅建材の化学物質の影響を指摘する見方があります。一方、自然素材の珪藻土は有害な化学物質を含んでいないので、アレルギー症状に悪影響を及ぼすことがありません。
※シックハウスとは
近年、住宅の高気密化や化学物質を放散する建材、内装材を使用することにより、新築・改築の住宅・ビルなどで化学物質による空気汚染があり、住居者に様々な体調不良や健康障害が生じていることが報告されています。それらの症状は多様で、症状発生の仕組みをはじめ、未解明の部分も多く、様々な複合要因が考えられることから、「シックハウス症候群」と呼ばれています。
結露にも珪藻土が力を発揮します。珪藻土はお風呂上がりの水分でも素早く吸収するほど吸水性と吸湿性に優れていますので、室内の余分な水分を吸収、湿度を調整して結露やそれに伴うカビの発生を防ぎます。
子どもにとって家は、一日の大半を過ごす場所です。アレルギー症状などを引き起こさせないように、できるだけ子どもから化学物質を遠ざけてあげえたいものです。その点、自然素材の珪藻土は小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
無数の微細な孔を持つ多孔質の珪藻土には、室内の湿度が高くなると水分を吸収、逆に湿度が低くなると水分を放出して湿度を調整する働きがあります。これにより結露の解消も可能になります。孔を持たないビニールクロスにはできない働きです。同じ自然素材の壁材として漆喰も人気がありますが、調湿機能に関しては、珪藻土の方が上を行きます。そのため、湿気の多い洗面所などの水回りにもよく利用されます。
珪藻土は多孔質なので、熱伝導率が低いという特性を持っています。そのため断熱性が高くなり、冷暖房効率がよくなるというメリットがあります。省エネが叫ばれる時代にピッタリの素材です。
昔からコンロや耐火レンガに使われてきたことからもわかるように、珪藻土には耐火性があります。住宅といえば怖いのは火事ですが、珪藻土なら燃焼を長く抑えることが出来ます。もちろん化学物質ではないので、燃えて有害なガスを発生させることもありません。
珪藻土の細かい無数の孔は、呼吸をしています。その働きで、臭いや有害物質を吸着してくれるのです。トイレのアンモニア臭やキッチンの生ごみといった不快な臭いも取り除いてくれるので、室内の空気はいつも清浄です。発がん性が指摘されているホルムアルデヒドを吸着し、有害なものに分解してくれるという点も見逃せません。
湿気を吸収するのが珪藻土のメリットですが、その反面、しょうゆやコーヒーをこぼしてしまった場合はシミになってしまう可能性があります。もし、色の濃いものをこぼしてしまった場合、すぐに拭き取れば問題ありません。取れなかった場合は布上に泡上の漂白剤をつけて、シミの部分を軽く叩き、時間が経つと色が薄くなるので、最後に濡れたタオルなどで軽く叩くとシミが取れてキレイになります。
珪藻土は壁紙やビニールクロスと違って土で出来ているので、触ったり撫でたりするとボロボロと粉が落ちてしまうこともあります。そのため、少しぶつかったり、子どもが触ってしまって壁を傷つけたりすると床が汚れてしまう可能性もあります。ただ、最近の珪藻土のデメリットを解消するために粉が落ちないように工夫されているものもあります。気になるような出入りが多い場所、手が届く場所はこういった商品を使い、天井には通常の珪藻土を使うなどの使い分けがおすすめです。
塗りたくないところ、汚したくないところをしっかりと保護しましょう。珪藻土を塗る範囲に合わせてマスキングテープを貼っていきます。貼る際は、珪藻土を塗る厚みを考慮し、スイッチやコンセントなども忘れずにカバーします。床はシートや新聞紙などを敷いてマスキングテープで留めてください。少々手間がかかりますが、キレイに仕上げるためには欠かせない作業です。
壁の下地処理をする必要がある場合は、下地材を塗るなどの処理をして乾かします。ただし、塗る壁の素材や珪藻土の種類によっては、下地処理は必要ありません。
準備が整ったら、珪藻土を水で練ります。ゴムベラや攪拌(かくはん)機を使うと便利です。すでに練ってあるタイプの珪藻土を使う場合は、このステップは飛ばして構いません。練るときのコツは、水を少しずつ加えていくことです。ダマが残っているとキレイに塗り広げることが出来ないので、ダマを潰しながら滑らかになるまで混ぜ合わせましょう。硬さの目安は、すくいあげたときにポタポタと落ちない程度です。
コテやヘラ、炊事用のスポンジなどを使って珪藻土を塗り広げていきます。一度塗りで仕上げることもできますが、二度塗りをすると、珪藻土独特の模様をつけることも可能です。最初に塗った珪藻土が乾いてしまう前に、重ね塗りをしながらスポンジの凹凸面やコテの縁、ハケの毛先などを利用して好みの模様を描きます。
塗り終えたら、珪藻土が乾いてしまう前にマスキングテープを剥がします。テープを剥がすときに、塗った面に触れないように気を付けてください。珪藻土が完全に乾いてしまうと、マスキングテープと一緒に珪藻土が剥がれて仕上がりが汚くなってしまうので要注意です。
珪藻土を乾かします。完全に乾くまでには2~3日かかるので、物が当たったりしないように気を付けてください。扇風機をかけたり、窓を開けて風通しを良くすると乾きが早くなります。
いかがでしたでしょうか?
珪藻土は自然素材なので、身体に優しく、機能性も高いので部屋を快適に過ごすことが出来ます。
珪藻土を採用しようかなと悩んだ際には、デメリットを知ることが大切です。デメリットを理解して、使用する場所を選んだり、お手入れに注意するなどを考えて採用することが出来るのではないでしょうか。
もし、「実際に見てみたいな」と思う方は、ぜひ庄南工業の事務所へ足を運んで見に来てください!
実は、珪藻土が使用された壁があります😲
分からないことがありましたら、珪藻土を見ながらお話しましょう♪
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