こんにちは☀
昨日の最高気温が8℃だったのに対して、今日の最高気温は15℃だそうです。
差がありすぎて、体がついていけない💦
なのに明日は、また最高気温8℃で雨…。
また、コロナも流行ってきているみたいなので、体調管理にはきをつけましょうね(+_+)
さて今回は、耐震等級についてお話していこうと思います。
地震で家が倒壊・崩壊しないように強い家を建てたい!当り前ですよね。
でも、「地震に強い家ってなに?」「耐震等級ってなに?」「何が基準なの?」など分からないこと・疑問がたくさんですよね。
そんな皆さまに少しでもご参考になればと思いますので、簡単ではありますがまとめていきます💨
耐震等級とは、地震に対する建物の強度を示す指標の一つです。住宅の性能表示制度を定める「品確法」に沿って制定されたものです。建物の耐震性能によってランクが3段階に分けられており、その数字が大きければ大ききほど建物の耐震性能が高いため、建物を建てたり買ったりする際の目安になります。耐震等級というのはそもそも、地震で建物が崩壊しないように、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示したものです。
免震と制震は、耐震とは違う方向から建物を守ろうとするものです。
建物に入る地震の揺れ幅を軽減し、家の中と建物そのものの安全を守ろうというものです。地震の揺れが建物に伝わりにくい構造を目指すものです。
建物内部にダンパーなどの「制震部材」を組み込み地震の揺れを吸収するというものです。
耐震等級1は、等級の中で最も低いランクになります。建築基準法では、耐震基準が設けられています。住宅などの建物を建てる際には、建築基準法で定められている耐震基準を満たさなければいけません。耐震等級1は、建築基準法で定められている最低限の耐震性能を備えています。耐震等級1は、震度6~7の地震にも1度は耐えられる耐震性です。ただし、即時倒壊や崩壊はしないものの、そのあと大規模な修繕や住み替えが必要になると想定されます。
耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の耐震性を備えていると評価される建物です。震度6~7の地震にも耐えられる耐震性があり、そのあとも一部の補修を行えば生活できる可能性が高いです。
耐震等級3は、耐震等級の中でも最高ランクに位置します。耐震等級1と比較した場合に1.5倍の耐震性があり、震度6~7の地震にも耐えられます。また、そのあとも一部の軽微な修繕のみで暮らせると想定されており、高い耐震性を備えていることが特徴です。
引用:おうちの相談窓口
✅壁を強化:筋交いを入れる。構造用合板や体力面材を使用する。
✅床と屋根を強化:床に構造用合板を張る。軽い屋根材を使い揺れにくくする。
✅柱と梁の接合部を強化:接合金物を取りつける。
✅基礎を強化:ベタ基礎で、コンクリートを厚くする。
✅梁の強化:集成材など強度の高い材を使う。金物工法によって木材の加工を減らす。
✅建物は軽い方が耐震性がある
✅耐震の諦である耐力壁の量は、多い方が耐震性がある
✅耐力壁や耐震金物は、バランスよく配置されていなければならない
✅床の耐震性能(水平構面)についてもしっかり検討する
耐震等級を取得した場合、地震保険の控除を受けることが可能です。割引率は等級に応じて異なります。
耐震等級1 |
耐震等級2 |
耐震等級3 |
10% |
30% |
50% |
耐震等級3「相当」とついている住宅は、正式な認定を受けていない住宅ということです。耐震等級3を取得するには、10万円~20万円の費用をかけて国が認定する第三者機関が正式な審査を行い、認定を受ける必要があります。その審査を行わない場合は、実際に同等の施工内容で耐震強度があっても、耐震等級3とは記載できないため、耐震等級3「相当」となります。
引用:ヤマジホーム
耐震等級3の住まいは、数百年に一度の震度6~7もの震災にも耐えられる強さがあります。災害時の復興拠点として活用される建物と同等の強さであり、地震に対しての安心の備えが出来ると考えられます。
耐震等級3の住宅は、地震保険加入時に50%もの割引が受けられます。ほかの耐震等級別の地震保険割引は、耐震等級1が10%、耐震等級2が30%です。
耐震等級3の住宅は地震保険の割引のみでなく、住宅ローンでも優遇措置が受けられます。具体的には、35年間の固定金利の住宅ローンであるフラット35の中でも、フラット35SのAプランが利用可能です。フラット35SのAプランでは、35年の固定金利のうち当初10年間の金利が0.25%下がり、より住宅ローンの支払い負担を減らせます。
長期優良住宅とは、長期的に高い品質を保てる住宅のことを指しています。長期優良住宅は補助金の受け取りや税制の控除、減税、さらに住宅の資産価値が向上するなどの効果が得られる住宅です。
耐震等級の認定を受けるためには、定められた基準をクリアする住宅を建築するのみではなく、国土交通大臣の認可を受けた第三者評価機関で住宅の性能を評価してもらう必要があります。
耐震性を高めるための取り組みは、内容次第で必要なコストが大きく変わります。場合によっては、耐震性向上を目的とした工事や設備に100万円以上の費用がかかる場合もあります。建築コストを抑えたいと考えている方には、大きな問題になるでしょう。
耐震等級3の基準をクリアするためには、定められた基準をクリアする目的で柱や梁の位置関係や暑さに一定の制約が生まれます。そのため、希望する間取りやデザインが叶えられない可能性があります。例としては、柱のない大空間や大きな吹抜け、窓などが設置できないなどが考えられます。
いかがでしたでしょうか?
地震の影響で家が崩壊・倒壊をしてしまうことも多いですよね…
その可能性を少しでも低くできるように、耐震等級などを気にして家づくりをしていただきたいです。
工務店やハウスメーカーの方としっかり話しながら決めるのがベストですね!!
分からないことや相談したいことなどがありましたら、何でもご相談ください😊
また、耐震診断にもご興味のある方は庄南工業へお問い合わせください!
既存の建築物で旧耐震基準で設計され耐震性能を保有していない建物を、現行の構造基準(新耐震基準)で耐震性の有無を確認することです。また、新耐震基準で建てられた建物においても劣化等が懸念される場合は耐震診断をされることをおすすめします。
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