こんにちは🌞
10月に入り今年も残すところあと少しになってきましたね!
なんか時間が経つのはあっという間です💦
良い締めくくりができるよう、一緒に頑張りましょうね😊
さて今日は、漆喰(しっくい)についてお話していこうと思います!
「漆喰ってなに?」と疑問に思われる方も多いかと思います…。
そんな疑問を少しでも解決していくために、メリット・デメリットなどを含めて、
少しではありますがお伝えしていきます💨
漆喰とは硝石灰(水酸化ナトリウム)を主原料とした塗り壁材です。硝石灰とは、石灰石を焼いて水を加えたものです。石灰石はサンゴ礁がルーツです。サンゴの郡生したサンゴ礁が長い年月をかけて地殻変動などで隆起し、陸地になったものが石灰鉱脈で、こちらから石灰石を採掘します。この硝石灰にのりやスサを加えて、水で練ったものが漆喰です。のりやスサは「つなぎ」として使用されており、主に繊細質なものが使われることが多いです。糊成分や繊細質については、時代や地域によって使われるものは異なります。
☑張り替えやメンテナンスのコスト
日本の現代住宅では、ビニールクロスを貼って壁を仕上げることが一般的です。ビニールクロスは低コストや工期の短縮といった長所があり、低価格で施工することが出来ます。ただし、経年劣化が進みやすく定期的に張り替えなどを行わなければなりません。一方漆喰の場合、長時間経過してもほとんど見た目の変化がありません。最初に塗った際のキレイな状態を長時間キープできます。漆喰は硝石灰を主原料にしていて、静電気を溜め込まない性質を持っています。そのため、ほこりやゴミなどが付着しにくいのも特徴です。また小さなお子様のいる家庭の場合、壁に落書きして汚してしますのではないかと心配に思う方もいるかと思います。ビニールクロスの場合、その部分を張り替えないといけません。しかし、漆喰の壁であれば、落書きした上から薄く漆喰を上塗りすればキレイにできます。ビニールクロスの張り替えと比較すると、簡単な作業で落書きを消すことができます。ちなみにちょっとした汚れであれば、自宅にある消しゴムを使ってキレイに消せます。このようにメンテナンスしやすいところが漆喰のメリットです。
漆喰のメリットの中でも特筆すべきなのが調湿作用です。漆喰はよく「呼吸する壁」と言われます。これは、湿度の高い状態だと余分な水分を吸い取り、逆に湿度が低くなると水分を放出するという、湿度調整の機能を持っているためです。漆喰には細かな穴がたくさん開いています。この多孔質な表面で湿気をコントロールします。梅雨時期など湿気の高い状態でもお部屋の中は快適で、カビやダニなどの発生を抑制する効果が期待できます。年間を通じて快適な湿度に調節してくれるのが漆喰です。
漆喰は燃えにくい素材であるところもメリットです。不燃材料として建築基準法な中でも認められています。もしもお部屋で失火したとしても、火がお部屋の中全体に燃え広がりづらい特性を持っています。防火対策という意味でも、漆喰はおすすめです。ビニールクロスは化学物質で作られているため、万が一燃えてしまった場合、有毒ガスの発生する可能性があります。一方自然素材である漆喰の場合、火事で壁が万が一燃えたとしても、有毒ガスの発生する可能性は極めて低いと言えるでしょう。漆喰にはこのようなメリットもあります。
漆喰は魅力的な壁材ですが、デメリットもあります。漆喰塗りの場合、養生をして下塗り、そのあと仕上げ塗りと手間がかかります。ビニールクロスのようにただ接着剤などで貼っておしまいというわけにはいきません。工期も当然ビニールクロスと比較するとかかってしまいます。その分施工費も割高となります。ただし、コストが高くなるというもののビニールクロスのようにそう何度もなり変えをする必要はありません。短期的にみるとコストは高いかもしれませんが、長期的な視野に立つと、むしろビニールクロスと比較してコスパに優れた壁材といえるかもしれません。
漆喰壁にはひび割れというデメリットもあります。施工下地の状態や施工環境の影響を受けてひび割れが発生する可能性があります。ひび割れのリスクを最小限に抑えるには、下地処理から仕上げ塗りまで正しい施工手順をとることが必要です。もし施工後にひび割れが起こった場合は、壁に汚れがついてしまった時と同じように薄く上塗りをしてひび割れ処理をすることが可能です。
※地震などのひび割れは、ビニールクロスと漆喰でも起こる問題です。
外壁に漆喰を使用する場合は、天候の影響を受ける可能性があり、雨風にさらされる可能性がある外壁を漆喰壁にする場 合も、施工環境と正しい施工が必要となります。
漆喰壁には、仕上げのバリエーションがいろいろあるのも魅力のひとつです。DIYで塗り方を自分流にアレンジすることで、世界に一つしかない表情を楽しむことが出来ます。昔ながらの仕上げは、「コテ押さえ仕上げ」といって、薄く塗った漆喰をコテで押し付けるようにして、面をフラットにする手法が主流でした。職人の技によって鏡のように光沢をだす「磨き上げ」という塗り方もあります。現在は、凹凸感あふれるヨーロッパ調の仕上げやコテの跡を残したラフな仕上げも好まれています。そして、自分のお家の壁を自分で塗るという方が増えてきています。左官職人のような高い技術が必要な平らな仕上げではなく、仕上がった凹凸感やコテの跡が残った表情を壁の味、雰囲気として楽しめるのが漆喰DIYです。
いかがでしたでしょうか?
漆喰のメリットは調湿性・不燃焼や経年劣化が少なくメンテナンスも簡単であることです。一方でデメリットとして、ひび割れの起きるリスクや工期とコストが多少かかりやすいということがあります。長期で見るか短期で見るかで違ってくると思いますので、皆さんに合った壁材を選んでくださいね!
これを理解したうえで、「ぜひとりいれたい!」と考えられている方は、お気軽に庄南工業へご相談ください♪
庄南工業の事務所にも実際に漆喰壁が取り入れられているので、よかったら見に来てください😊
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