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2022/03/01

2階リビングは後悔する?

2階リビングは後悔する? 画像

こんにちは☀

少しずつ暖かくなってて天気もよかったですが、

今日は雨が降ってしまいましたね☔

雨が降るのは嫌ですが、たまには降らないといけないので・・・

たまにだけにしてほしいです(>_<)

さて今回は、2階リビングについてお話していこうと思います。

お家を建てる際に、「1階リビングにしようか」「2階リビングにしようか」迷われたことはありませんか?

そんな困ったときにチラッと見ていただけたら嬉しいです😊

2階リビングを後悔しないためのポイント㌽

1,断熱性を高める

まず挙げられることは、断熱性を高めて、屋根や壁からの熱の出入りを防ぐということです。断熱性の高さは冬の寒さを和らげ、夏の暑さに対してエアコンの効率も向上させます。1階リビングであれば、1階の生活熱や暖房の熱が上階にも伝わり、日中の太陽熱も室内に蓄熱されています。しかし、2階リビングの場合、1階は日中でも日当たりが悪い場合も多く、2階リビングの熱が効率よく1階に降りていくことも難しいため、低い室温になりがちです。リビングで食後の時間をゆったり過ごした後、1階の寝室に降りていくと、ぞっとするほど冷えているというようなことになりかねません。そのため、2階リビングにする場合には、家全体の温熱環境を高いレベルで安定させる断熱性能の高さが求められます。

2,空気を循環させる

家全体の温熱環境をよくするためには、断熱性に加えて空気が循環していることも必要です。適切な空調計画や換気計画によって、暖かい空気が循環すれば、1階が冷え切る心配がありません。暖かい空気は比重が軽く上昇するという基本に逆らわない、床下エアコンなどの空調・換気計画が、省エネで快適な温熱環境にとって大切になります。

3,1階にも光を届ける

家の中に吹き抜けやリビング階段等を配置して空気を循環させ、1階にも暖かさを届けると共に、自然光の明るさが届くようにしておくことも、1階の居住性の向上に役立ちます。

4,日射を遮蔽(しゃへい)する

夏の暑さを抑えるためには、太陽の熱と光の流入を遮る必要があります。その方法のひとつは、深い軒や庇を設けることです。冬場と夏場の太陽高度の違いを利用し、冬場は十分に陽が入り夏場の太陽高度が高い時間帯はしっかりと遮れるように、建物の配置方角を確認しながら軒の深さを検討します。太陽高度の低くなる東・西面は軒での遮蔽は難しいので、遮熱機能のある窓ガラスや簾(すだれ)・アウターシェードを採用数ことも、日射遮蔽に役立ちます。

2階リビングのメリット

1,敷地面積が小さくても開放感のあるリビング

2階をリビングにすると、敷地面積が小さくても開放感のある空間を作り出せます。なぜなら、1階に比べて風通しが良く、大きな窓を設計できるからです。また、リビングを2階にすることで、土地に関する次のような問題点も解消できます。

✅敷地面積が小さい

✅高い位置のリビングで日照不足解消

✅狭くなりがちな延べ床面積を広くできる

2,日当たりの良い空間ながらプライバシーの確保

2階にリビングを作る利点として、日当たりの良い空間ながらプライバシーが確保できることもあります。リビングを2階に持ってくれば、1階よりも道路から距離が離れるためです。人通りの多い道路に面している家だと、1階のリビングではカーテンをしていても視線が気になることが少なくありません。さらに、外の話し声だけでなく、リビングの話し声がダイレクトに聞こえてしまうこともあります。リビングを2階にすることで、歩行者の視線や話し声が丸聞こえという事態を避けられるでしょう。

3,ロフトなど自由な間取

2階リビングなら、ロフトや吹き抜けなど高さを生かした空間づくりが可能です。設計の自由度が増すので、家主の個性を反映した家づくりが実現します。例えば、ロフトを作って子ども部屋にすれば、リビングを通って子ども部屋に向かう動線を作成可能です。勾配天井のあるリビングにすれば、敷地面積の小さい家でも広く感じることができます。人の集まる空間を自由にアレンジするなら、2階リビングが最適です。

4、柱が増えて災害に強い家

2階リビングは、震災などの災害に強い家になります。なぜなら、1階を寝室などの部屋にすると必然的に柱や壁が増えるため、構造上しっかりした住宅になるからです。また、通帳など重要な書類をリビングに保管することで、水害で浸水したとしても大事な書類を守れます。震災などの災害に強い家を希望するなら、人や物が集まるリビングを2階にしましょう。

2階リビングのデメリット

1,リビングまでの階段が面倒

2階リビングだと、階段を面倒に感じる可能性があります。玄関を開けてリビングへ行くためには、階段を上がらないといけません。たとえば、米など重い荷物をリビングへ運ぶ場合は、1階リビングに比べて不便です。また、配達をよく利用するなら、受け取りの度に階段を往復しなくてはいけないので、対応が億劫に感じるかもしれません。玄関からリビングまでの階段が多いのがデメリットとなります。

2,防犯対策が必須

1階での滞在時間が減るため、防犯対策は必須です。2階リビングだと、もし誰かが侵入してきたときに気づきにくくなります。1階の窓に格子を付けて防犯ガラスにするなどの防犯対策をすべきです。3階建てを考えているなら、より1階に滞在する機会や時間が減る可能性があります。セコムなどのホームセキュリティーの加入も検討しましょう。

3,1階の部屋が暗くてジメジメする可能性

部屋の向きによって、1階の部屋が暗くて過ごしにくい場所になる可能性もあります。なぜなら、1階は2階に比べて日当たりが悪いからです。1階を書斎や子ども部屋として考えているなら、陽のあたる時間や間取りを考慮しないとジメジメした居心地の悪い部屋になりかねません。暗い部屋は、寝室として利用するなどの対策を考えましょう。このように、1階の部屋は間取りによって日当たりが悪くなるため用途が限られることがあります。

4,2階のキッチンなど水回りからの排水音が寝室まで響く

2階の水回りを集中させると、1階で過ごすときに排水音が気になることがあります。1階を寝室にすると、排水管の位置によって排水音が響くかもしれません。また、来客の多い家では、1階に客人を泊めたときにトイレの排水音などに気を使う必要がでてきます。対策としては・・・

✅配管に遮音材を巻く

✅防音効果のある天井材を選ぶ

✅排水管の位置を変えてもらう

水まわりの排水音を気にするなら、設計段階で相談しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

2階リビングにして、外からの目線を気にせずくつろいだり、日向ぼっこをしながら休憩することが出来るのはとても嬉しいですよね!

しかし2階リビングにすることにより、「食材の荷物運びが大変」「家具の搬入が大変」と1階リビングに比べると大変なことが増えてしまいます…💦

ですので、「どちらにするのか」「どちらにしたいのか」をしっかり家族で話し合われてから決めてみてはいかがでしょうか😊

どちらの方がいいのか悩んでいる方やわからない事がある方などは、お気軽に庄南工業へご相談ください☆


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投稿者:庄南工業スタッフ

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