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2022/05/12

グラスウールと吹付断熱はどう違う??

グラスウールと吹付断熱はどう違う?? 画像

こんにちは☁

まだ雨は降っていませんが、

今日から土曜日まですごい雨になるみたいですね💦

もしかしたら、再来週くらいに梅雨に入るかも!?なんてことも

チラッと聞きました😲

梅雨といえば6月…5月からは早いですよね(>_<)

さて今回は、グラスウールと吹付断熱の違いについてお話していこうと思います。

正直、断熱材は何がいいのかわかりませんよね…。

そんな方に少しでもお力になれたらと思います!

どの断熱材もメリットデメリットがありますが、皆さんに当てはまる断熱材にしていただきたいです😊

グラスウールとは?

グラスウールの原料はガラスです。固体のガラスを高温で溶かし、遠心力などを利用して細かい繊維状に加工後、成形したものでその形状がウール素材のように見えることから「グラスウール」という名称がつけられたそうです。熱の伝わりやすさは素材によって異なります。身近にある物質の中でもっとも熱を伝えにくいとされるのが空気です。グラスウールは、ガラス繊維が複雑に絡み合って無数の空気層を形成し、熱を伝えにくい空気を固定することで、断熱性能を発揮する構造です。現在生産されているグラスウール素材の大半は、資源ごみとしてリサイクルされたガラス材を使用しており、環境に優しいエコ素材でもあります。

グラスウールのメリット

1,優れたコストパフォーマンス

グラスウールは高い断熱性能を低コストで実現できる断熱材です。グラスウールよりも断熱性能が高い断熱材として「フェノールフォーム」などがありますが、非常にコストが高いのが難点です。同じ断熱性能を発揮するのに必要なコストは、グラスウールは外の断熱材の半分前後といわれています。

2,燃えにくい

グラスウールの原料であるガラスは不燃性の素材です。万が一、火事が起こっても有毒ガスなどを発生しません。隣家で火災が起こって家の壁が数百度まで熱されたとしても、不燃性のグラスウールなら延焼を防いでくれます。

3,経年劣化があまりない

ガラスは高い耐久性を持ち、経年による劣化が少ない素材です。発泡ポリスチレンなどの発泡プラスチック系断熱材はいわゆる「プラスチック」でできており高温多湿状態で変形する可能性がありますが、グラスウールは変形したり断熱性能が下がったりしにくい特徴も持ちます。

4,体に優しい

グラスウールは「国際がん研究機関(IARC)」により、発がん性リスクが低いということが証明されています。

5,加工しやすい

グラスウールは綿状で曲げたり裁断したりしやすく、加工が容易な素材です。施工箇所の形状に合わせてさまざまな加工ができるため、住宅構造に合わせて柔軟に用いることができます。

グラスウールのデメリット

1,水に弱い

グラスウールは繊維の間に空気を含むことで、熱を伝えにくくします。水に濡れたり湿気を含んだりすると、断熱性能を発揮できません。そのためグラスウールは、袋詰めや防水シートなどを用いて、湿気の影響を受けないように施工されます。「グラスウールは内部結露が酷い」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、この原因の大半は「施工不良」です。断熱材に隙間ができたり、吸湿シートが施されていなかったりといった誤った施工方法によって、結露が生じやすくなります。

2,施工に精度が必要

グラスウールは壁の中に充填して使われることが多く、隙間なく詰め込む施工技術が必要です。押し込みすぎたり、柱や壁との間に隙間が出来てしまったりすると、その分断熱性能は下がります。ただしグラスウールは柔軟性のある素材のため、枠に合わせてピッタリ施工されていれば、地震の揺れや経年によって家に多少の歪みが生じても、隙間が生じにくいです。

吹付断熱とは?

吹付断熱とは、断熱材を霧状に吹き付けて発砲体をつくり、家の断熱性を高める工法です。グラスウールなど繊維系の断熱材も断熱効果を持っているわけですが、大きな違いは繊維系断熱材の場合、壁面に隙間なく断熱材を施工することが難しいのに対し、発砲断熱の場合は隙間なく断熱材を施工することが出来ます。

※吹付断熱の詳細はこちら👇

吹付断熱ってどうなの??|尾張旭の工務店「庄南工業」のスタッフブログ|家づくりに役立つ情報満載!| 株式会社庄南工業 (shonan-kogyo.co.jp)

グラスウールと吹付断熱の比較

➀同じ厚みで比較すると、一見吹付断熱のほうが高い断熱性が得られるように見えます。しかし断熱性能は、素材やグレード、厚みによって異なるため、一概にどちらが優れているとは言えません。

②施工費用はグラスウールの方が安く抑えられます。

➂吹付断熱のほうが耐水性・耐湿性が高いです。

➃グラスウールは綿状の断熱材を敷き詰める施工に対し、吹付断熱は建築現場で直接断熱材を吹き付ける施工方法です。高い断熱性能を実現するためには、どちらも確実な施工が必要になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

水に弱かったり、火に強かったりそれぞれ特徴があります!

どちらにしろ、いけない断熱材なんてありません。

決めては、皆さんに合った断熱材の特徴を選ぶことです😊

失敗や後悔はしたくないですよね💦

分からないことや聞きたいことがありましたらどんな些細なことでも、何でもお気軽に庄南工業へご相談ください☆彡


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投稿者:庄南工業スタッフ

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